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青くなって尻込みなさい逃げなさい隠れなさい

酒煽る君の喉もと老いて見ゆ革命無くば恋歌など唄わん モトパン 1995.4 

 やはり「ダウト」はすごかった。メリル・ストリープの校長と若い教師、校長と、神父にいたずらされているのではないかと疑いながらも仕方ないという子どもの母親、校長と神父のやりとりすべてが重厚で、人種差別や同性愛者への差別のあった1964年という時代を良く描きかつ人生の哀しみを感じさせ味わい深い。神父を信じる若い教師と、最後まで疑い続ける校長のラストシーンの会話は私の少ない映画体験のなかでも、ベストテンに残るやりとりであった。シネマテークたかさきに通っていれば間違いなくいい映画に出会えるなあと改めて感激した。どうにもこうにも疲れきった神経がぐずぐずと柔らかくなってしなやかに蘇らせてくれた映画であった。マイベスト10に入る作品だ。

 すべての客体とのあいだに膜ができて倒れるかなあと自分で感じていたので休めてよかった。またしばらく大変な日々となるが、妻子のためにしっかりとせねばならない。ふうっ。

 

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