本日休業。義母の病院回りでお礼に群馬の蕎麦ガイドに必ず載る富岡市の名店「士道庵」でせいろ蕎麦をおごってもらう。旨い蕎麦は空気といっしょにすすることで香りを愉しむなどとよくいうが、よく噛むことも大切だなあと今日しみじみ思った。鼻腔から空気を吸い、口中を拡げながらよく噛む。「士道庵」の蕎麦は冷たく固いがよく噛むと、香りが強い。
今日はじめてご主人のブログを見ていたら甲斐甲斐しく働く女性はご主人の奥様でないことが分かった。奥さんの10回忌だそうである。
昨日日曜日は当店は午後からぱったりと客足が途絶え、シティギャラリーの前橋高崎連携展から帰ったKとキリンの首の骨の数などについて話していたが、ちょっと暇で「のれんしまって火を落とそうか」などと話していたら、薄暗くなってから30代~50代のお客様が立て続けにおいでになり、再び頑張って新しく蕎麦を打ち、海老のわた抜きなどをしたのであった。
というわけで、本日午後は録った「相棒」を観た。テロリストを装い子ども達を人質にする現金強奪犯の話で、騙されるテロリスト役の吉田栄作が渋かった。
「相棒」はどれをみても大人向けにできていて面白い。研ナオコが100キロマラソン以来久々にテレビに出て、昔売れたジャズ歌手の役をやったのは凄かった。中島みゆきや阿木燿子の歌をつぶやくように歌っているときはいいなあと思っていたのだが劇中で「サマータイム」を歌ったときは「えっ、歌うまくないんだあ」と気付いてしまった。それでもセリフ棒読みでいい役を演じていた。
小松政夫が銀座の老舗の注文洋服店の経営者で、弟子にセクシーな衣装で人を斬る「おりん」を演じた青山倫子が出た回の「相棒」はよかった。
大会社の社長が女性の下着をつける趣味があったり、洋服店の人間が顧客の情報を漏らすなど、「おやっ」と思わせる展開もあったが、青山倫子演じる女性の仕立て屋は、親が仕立て屋で「死んだ父が縫った服が部屋にあるだけで、父がそこにいるような気がして、いい仕事だと思って仕立て屋になった。」と右京さんに話すシーンでは感激。
私の父も頑固な職人を絵に描いたような腕がいいと評判だった洋服仕立て屋で、なにひとつ教育めいたことを私たちに話さなかったけれど、父が縫った服が古びてピカピカになっても、毎日着るたびに子どものころ父親に抱かれていた頃の感覚になって心が落ち着くので手放せない私であるので、女性の仕立て屋の言葉に「良い番組だなあ」とジーンとしていたのであった。
水谷豊の雰囲気がきらいで今まで観てなかったので、再放送があるたびに録画して観ている。「ちゅらさん」の岡田恵和が書いている鎌倉を舞台にした「最後から2度目の恋」とともにオススメだなあ。
最近のコメント